サーフィンスタンス・姿勢
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スタンス


  おーっと、これを説明しておかなければいけませんね。追い込みパドルでいざテイクオフ
  って時に「どっちの足が前だったっけ〜?」てな事にならないように「スタンス」の説明をし
  ておきましょう。「スタンス」とは「構える」「立ち位置」ということです。

  先ずは「どちらの足が前?」てな感じで、スノボやSK8(スケートボード)をやった事のあ
  る人は問題ないと思いますが、ほとんどの方は利き足が軸(後)になり、利き足でない方
  が前にきます。サッカーでボールを蹴りやすい足が利き足です。

  左足が前で右足後のスタンスを「レギュラースタンス」、右足が前で左足が後のスタンス
  を「グーフィースタンス」と言います。中には器用な人も居て、どちらでもライディングが
  出来る「スイッチスタンス」の人も居ます。

  次にボードへ立った時の足の位置ですが、ボードのストリンガー(中心)に足(土踏まず)
  を置き、肩幅くらいか肩幅よりやや広く足を開きます。後足はデッキパッチの上に置き、
  前足は45°くらいの角度を付けて置きます。背の高い人はボードも少し長くなるので、
  スタンスはもう少し広めにとってやります。

  前足はボードのバランスの中心(ボードのレール両端を持って水中に沈めた時に、海面
  と並行に保てる位置)の少し前くらいが理想で、後ろ足は前後のフィン中央上くらいが理
  想です。

     レギュラースタンス足の位置  グーフィースタンス足の位置
        ↑↓ レギュラースタンス        ↑↓ グーフィースタンス
     レギュラースタンスの構え  グーフィースタンスの構え
       別に顔色が悪いわけではありませんし、みかん星人でもありません。

  ボードの上で股を開いた所で、お次はポージングです^^。ボディビル大会ではないので、
  ごく自然な格好でいいですし、ローションなんかもいりません。ポイントとしては軽くヒザを
  曲げて腰を落とし重心を低く保ちます(少しフトモモの筋肉にに担がかかるくらい)、
  の力は抜いて
(ライディングに上半身の力はいりません)背筋を伸ばします(背筋を伸
  ばさないとボードに体重がうまく伝わりません)。このままの姿勢で長時間キープするとけ
  っこう疲れるはずです。疲れない場合はもう少し重心を落としてみましょう。

  それでも始めのうちは、いざライディングの時になると腰が落ちてなくて、重心が高すぎて
  バランスが悪く、肩に力が入りまくりでガチガチで、おまけに猫背で姿勢だけは低いがボ
  ードに体重が乗ってない・・・てな具合になるはずです。

  そんな場合には無理してライディングを続けようとするのではなく、波の上で改めて自分
  のポージングを確認するようにして、基本姿勢を体に覚えさせましょう。



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