サーフィンの優先権について
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波乗りの優先権


  波に乗るには、来た波に対して優先権のあるサーファーがライディングする事ができま
  す。もし優先権が無くて10人一緒にテイクオフしたすれば・・・それぞれ好き勝手にライ
  ディングするようになってしまいます。先へ行きたいと思っても先にはいけませんし、後
  ろを見れば追っ手が迫っている・・・あげくのはてには団子状態になってコケてる集団が
  目の前にいればサーフィンどころではありません。そうならない為に「波乗りの優先権
  というルールがあるのです。

  波乗りの優先権は一番早くテイクオフした人です。
  くじ引きではありません。

  初心者のうちは厳しいルールだと思いますが、これが守れない方はサーフィンをやって
  はいけないと言っても過言ではありません。練習をすればパドリングも早くなりパワーも
  出て、いい波をタイミングよくつかめるようになります。私も初心者の頃は、上手い人に
  波を取られてばかりで一度もテイクオフ出来ずに家に帰る事もありました・・・。

  とにかく一つの波に対して早くテイクオフをした人が優先権を獲得できるのです。しかし
  一つの波に対して、2人が同時にパドリングを始めたとしましょう。2人がほぼ同時にテ
  イクオフした場合にはどうなるのでしょう。いきなりジャンケンなんかしている暇はない
  ですよ。

  波乗りの優先権はピークに一番近い人です。
  裏金も通用しません。

     波のピーク

  ピークとは波が一番盛り上がり、いち早く崩れだす部分の事をいいますが、2〜3人が
  パドリングを始めても、一番ピークに近い人がテイクオフするのが早くなりますので、数
  人が同時にテイクオフって事はあまりありません。

  しかしピーク付近で混雑している場合には同時にテイクオフも考えられますので、同時
  にパドリングを始めるのではなく、ピークに近い人へパドリングを譲るようにして下さい。
  波が近づいて来てもピークに近い人がパドリングを始めないようであれば、次にピーク
  に近い貴方がパドリングを始めて、波に乗る意思を示せば貴方に優先権があります。
  あとは全身の筋肉を結集してフルパドルするのみ。



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