サーフィンのターン
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ターン


  テイクオフを覚えたら、次に覚えなければいけないのが「ターン」です。テイクオフがサー
  フィンのお正月だとすれば、ターンはお花見です^^←(意味不明)。サーフィンで繰り出さ
  れるテクニックは全てターンで構成され、ターンの上手さがライディングの華麗・豪快さを
  決定します。

  テイクオフして軽くアップスで加速をかまして、ボトムターンから豪快なオフザリップ。お正
  月に始まりゴールデンウィークが来て、盆休みで休養を取り、年末の忘年会でハジケる
  みたいな感じでしょ^^?←(もっと意味不明)。この全てがターンで構成されています。
  盆と正月がいっぺんに来るとはこの事です!←(理解不能)。


  とにかくターンの基本は進行方向を向く事です。

  なーんだ、と思わないで下さいね。目線だけやチラ見じゃダメですよ。確かに行きたい方
  向へ目線をやるのも重要ですが、先導する手・意識・体・目線が進行方向を向かないと
  思うようにターンが出来ません。これがなかなか出来ないんですよ^^。


   STEP 1 ライディング・ポーズ

  テイクオフして波を真っ直ぐ降りるだけなら腰を落とし正面を向いていればいいのですが、
  右へ左へとターンを覚えるのであれば、しっかりとしたライディング・ポーズが必要になっ
  てきます。ポーズと言っても格好だけではありません。きちんと目線と体が進行方向を向
  くライディング・ポーズを意識して下さい。

  フロントサイド(体の正面側の波)
   スタンドアップした状態で体は正面を向いているので、自然とフロントサイドのポーズは
   出来ています。しっかりと腰を落とし、低重心のまま波の方向に顔を向ければOKです。
   フロントサイドは猫背になりやすいので要注意!背筋を伸ばす事!

     フロントサイドのライディングポーズ

  バックサイド(背中側の波)
   問題がこのバックサイドです。スタンドアップの状態で、背中越しに波側へ顔を向けた
   だけだと腰が引けたような状態になり、上手く体重移動が出来ません。まず立ったまま
   両足のスタンスを取り腰に手を当ててください。そのまま前足方向へ腰を90度回して
   下さい。そのまま腰を落とし、進行方向の肩へ顔を向けたポーズがバックサイドの基本
   になります。このポーズを波の上でやるのがけっこう難しいです^^。ばっちり腰をひねり、
   波側へ肩を入れていく
ライディングを心掛けて下さい。

     バックサイドの姿勢を正す   腰をひねる
     腰に手を当てる   前足側へ90度腰を回す

     バックサイドのライディングポーズ
     バックサイド・ライディングポーズ


   STEP 2 ターンの重心

  ターンは、ボードがレールに受ける水の抵抗差によって曲がります。右側のレールを沈
  めると右へ曲がり、左側のレールを沈めると左へと曲がります。つまり、曲がりたい方向
  のレールへ重心を掛ける事により曲がれるわけです。

  サーフィンの重心は腰が中心となりますから、体の正面側へ曲がりたい時には腰とヒザ
  を前へ出し、足のつま先に体重をかけるような感じです。体の背中側へ曲がりたい時に
  は背中側へしっかりと腰を落とし、かかとの内側へ体重をかけるような感じです。

  取り合えず、スープライディングで重心移動を試してみて下さい。腰を中心に体重移動
  が出来ていれば、ゆっくりと曲がってくれるはずです。


   STEP 3 遠心力

  上級者を見ていると、クイックかつ豪快にターンしていますよね?よく見ると体がかなり
  傾いているはずです。曲がりたい方向のレールに全体重をかけ重心移動しているから
  傾いているのです。しかし先ほどのゆっくりターンで体を傾けようとしてもコケそうになる
  はずです。理科の得意な方?ならもう分かったと思いますが、十分な遠心力が働いてい
  ないからコケるわけです。

  自転車を考えてもらえば分かりやすいと思いますが、下り坂を猛スピードでカーブを曲が
  る時には体全体が曲がる方向に傾くはずです。しかし歩くぐらいのスピードの時に体を
  傾けると・・・残念ながら倒れてしまいます。サーフィンにも同じ事が言えます。

  十分な遠心力を得ようとすれば必要なるのがスピードです。サーフィンにはペダルなんて
  物はありませんから、自転車で言うと下り坂、サーフィンで言うと波の斜面になります。

  波の斜面を滑り降りた瞬間に、思い切って体を傾けてみましょう。しっかりと重心がボー
  ドに伝わってないと倒れますから、しっかりと腰を落とし、ボードに体重と遠心力をかける
  感じで体を傾けましょう。上手くバランスが取れターンが出来ると、足にずっしりとした重
  みを感じられるはずです。ボードに体重と遠心力がしっかりとかかっている証拠です。


  最初は波を滑り降りるスピードに体と気持ちが付いて行かずに、体を傾ける事すら出来
  ないと思います。傾けたと思うとそのままコケたりもするとは思います。先ずは腰とヒザを
  使って重心移動しながら姿勢を低くし(ヒザを曲げてしゃがむ感じ)、少しづつでも体を傾
  けていくように練習して下さい^^)/

  上手くいくと、大きなカーブを描くターンが出来ますよ^^。



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               サーフィン・テクニック(波に乗ろう(初級編))
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