HOME > ワイプ・アウトワイプ・アウトコケる事です^^。「ワイプ・アウト」=「転倒・落ちる」という意味があります。 ワイプ・アウトにも色々あり、ボードの先っちょが水面に刺さってコケる「パーリング」や、 波に巻かれてコケたり、バランスを崩してコケたり・・・。サーフィンを練習するのに絶対 避けては通れないのがワイプ・アウトです。 なんでコケるのがサーフィン・テクニックなんだ???と思う方もいらっしゃると思いま すが、コケ方にもテクニックは必要です。 おぉ〜、それじゃあカッコいいコケ方があるんだ〜。ほほ〜。とか思わないで下さいね。 サーフィンを始めた最初のうちはコケ方もかわいらしいものですが、腕が上達するにつ れ、乗れる波も大きくなってきます。大きい波は予想以上のパワーがあり、コケ方も次 第にパワーアップしてきます。 波に巻かれるのは仕方がないですが、一番危ないのは自分のサーフボードです。サー フィンでケガをする人の大半が自分のボードでケガをします。 波が大きい時に、サーフィンの見学をすれば分かると思いますが、ボードが波に巻かれ てロケットのように空中へ発射される事もしばしばです。コケてもボードだけ波乗りしてる 事もよくあります。 コケるのは仕方がない事ですから、コケた時に自分のボードでケガをしないようにする のがワイプ・アウトのテクニックです。 @ コケる時はボードの前に落ちない。 コケた後に自分のボードが激突パターンです。どうしても防げない場合は 水中で身を丸め、頭を抱えて波が過ぎ去るのを待ちましょう。息苦しいか ら急いで水上へ出て「ぷは〜っ」してると、たまにボードが降ってくる場合 もあったり、ボードが波乗りしてくる場合もありますから。 A 波にボードと一緒に巻かれない。 かなり危険です。ボードのフィンでケガをする可能性が高いコケ方です。 掘れた波でテイクオフに失敗した時や、波のトップでリップアクションして コケた時に多発します。コケる時はコケますので、出来れば巻かれる瞬 間にボードをつかみ、離さないようにする事が防御策です。 B 安全装備を心掛ける。 真夏でも出来るだけウェットスーツを着る。これだけでも効果は十分にあ ります。ボードの先っちょに付ける「ノーズガード」も安全装備です。危険を 想定して、自分に出来るだけの安全策はやっておきましょう。 C 落ち着く・暴れない。 @と同様に、コケた時はおとなしくしておく事です。コケ方にも色々パター ンがあります。ボードが動く力に、自分の動く力が加わると大きなダメージ になりかねません。自分から動いてケガを助太刀するような事がないよう にしましょう。 D 自分には大きすぎる波の時には入水しない。 我慢も大事なテクニックです。テイクオフもままならないのに、ビッグサイズ の波にチャレンジする事自体ケガの元です。ちょっと大きすぎるかな?と思 ったら、我慢して見学に回りましょう。他人のサーフィンを見るのも勉強にな りますよ。ケガをしなければ「チャレンジ」かもしれませんが、ケガをしてしま うと「無謀」ですから。 E サーフ・ポイントを熟知する。 ケガする原因はボードだけではありません。ポイントによっては岩があった り、潮の満ち引きで危険な場所が出来る所もあります。事前にポイントをよ く知り、初めて行くポイントであればローカルの人と話しをしておき、入る場 所を考えておきましょう。 サーフィンする場所やポイント、混雑してる場合や波のサイズなど、時と場合によっては まだまだ危険が考えられますし、他にも色々と防御策はあると思います。自分でも色々 考えてみて、セーフティ・サーフィンで楽しくサーフィンをしましょう。ケガをしてしまうと、 史上最高の波が入って来たとしてもサーフィンできませんからね^^。 << BACK 電撃サーフィンHOMEへ サーフィン・テクニック(海に入ろう(初心者編)) |
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