アップスアンドダウンズ
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アップス&ダウンズ


  なんか漫才師みたいな名前の「アップス&ダウンズ」。波の斜面を降りたり上ったりする
  テクニックです。どーもー、アップスでーす。ダウンズでーす。二人合わせてゴリゴリトリオ
  でーす・・・って、何で二人でトリオやねん!というネタはありません。

  アップス&ダウンズを略して「アップス」と言う事の方が多いので、このページでも「アップ
  ス」で説明していきます^^←(打ち込みが楽だから)。

  アップスはサーフィンのターンの中で、基本中の基本になります。アップスの連続ターン
  で加速してセクションをつなげたり、技のタイミングを取ったり助走をつけたりと、アップス
  がしっかり出来てないと、へなちょこ技しか出せません。

  スプレーが飛ばないへなちょこリップや、止まってしまうへなちょこボトムターンにならない
  ように、しっかりと練習しておきましょう。


  アップスの基本は、波を上るターンとボトムに降りるターンの連続技です。ターンのタイミ
  ングと荷重移動がしっかりと出来れば、ばっちり加速が得られるはずです。


   アップス&ダウンズ(フロントサイド)

     アップスアンドダウンズ1
    他のターンと同じ要領で、波側のレールをしっかりと入れ、腰を落とし、背筋
    を伸ばします。これからターンに入ります。ボトムまで降りないように波の斜
    面でターンします。
                         
     アップスアンドダウンズ2
    頭を中心(頭の位置を動かさない)にして波側へ体を倒します。前足でボード
    をボトム側へ押し出す感じで、足を伸ばしながら重心を後足へ移すと、頭を中
    心に体が倒れます(頭を中心に、ボードを外へ膨らます感じ)。
                         
     アップスアンドダウンズ3
    ボトムターンの要領で、後の手を後方へはらうようにして、腰を回しながら後
    ろ足へ重心を移していき、前の手を進行方向へ先導してやります。
                         
     アップスアンドダウンズ4
    テールに重心が掛かり、ターンすると同時くらいにテールの荷重を抜き、ボー
    ドを自分の胸に引き寄せるような感じで、ヒザを曲げながらトップへボードを
    上げます。
                         
     アップスアンドダウンズ5
    トップに上る直前にはヒザを曲げ、、前の手と肩をボトム側へ先導させ、前もっ
    て進行方向へ腰をひねり体を開いておいて下さい。ボードより体を先行させる
    感じです。

    あとは波は斜面になっていますので、波のトップで自然とボードが折り返して
    くるのを待つか、トップでターン(ボトム側でのターンの要領と同じ)をして折り
    返し、また斜面を滑り降りてターンする。という繰り返しになります。


   アップス&ダウンズ(バックサイド)

     アップスアンドダウンズ・バックサイド1
    他のターンと同じ要領で、波側のレールをしっかりと入れ、腰を落とし、背筋
    を伸ばします。これからターンに入ります。ボトムまで降りないように波の斜
    面でターンします。後の手でバランスを取ります。
                         
     アップスアンドダウンズ・バックサイド2
    頭を中心(頭の位置を動かさない)にして波側へ体を倒します。前足でボード
    をボトム側へ押し出す感じで、足を伸ばしながら重心を後足へ移すと、頭を中
    心に体が倒れます。きちんと前肩を波側へ入れ、腰から体を波へ向けます。
                         
     アップスアンドダウンズ・バックサイド3
    ボトムターンの要領で、前の手をおケツから後方へ、腰から回す感じで後ろ
    足へ重心を移していき、後の手を進行方向へ先導してやります。
                         
     アップスアンドダウンズ・バックサイド4
    テールに重心が掛かり、ターンすると同時くらいにテールの荷重を抜き、前
    の手でボードを引き上げるようなイメージでボード引き寄せます。
                         
     アップスアンドダウンズ・バックサイド5
    波のトップへ上がる直前には、前もってボトム側へ体を開いてやります。後
    の手と肩を後方へ戻すような感じで、波側へひねっていた腰をボトム側へ
    戻す。ヒザを曲げ、トップでボードを折り返します。前の手はボトム側へと先
    導します。

    あとはフロントサイドと同じように、波のトップで自然とボードが折り返してく
    るのを待つか、トップでターン(ボトム側でのターンの要領と同じ)をして折り
    返し、また斜面を滑り降りてターンする。という繰り返しになります。


  ターンの時にはハンドアクションも大変重要になってきます。上級者を見ていると、派手
  なハンドアクションでカッコよく見せているようにも見えますが、ボードをコントロールする
  重要な役目をしているのです。進行方向の前の手はボードを先導するような動き、後ろ
  の手は後足に掛かる重心をコントロールするような役目があります。

  ただし、ハンドアクションをする場合には、腰から肩を入れるようなハンドアクションが必
  要です。腕先だけのハンドアクションだと、どっからどう見ても派手なタコ踊りにしか見え
  ません^^。キチンと腰と肩から動かすハンドアクションを覚えましょう。


  アップスと一言で言っても、波にタイミングを合わせたら色々なバリエーションがあったり
  もします。アップスのトップでテールを蹴ってみたり、ボトムターンを入れたり、アップスか
  ら色々と技も繰り出せるようにもなり、色々なテクニックもどんどん増えてきます。まずは
  基本になるアップス&ダウンズをしっかりと体で覚えましょう。



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